「シェアハウスは入居前に面接があるの?」と思っている人がいる。

私の答えは、「マンションやアパートとほぼ同じ。内見が面接を兼ねている物件もあれば、担当者と顔を合わさなくても入居できる物件だってある」だ。

目次

内見(面接)を強いない物件は少なくない

私は2024年に、関東地方にある、いくつかのシェアハウスに入居および内見希望の連絡をした。

どのシェアハウスも後者、「担当者と顔を合わさなくても入居できる物件」で、「内見するか否かは入居希望者が決めて良い」方針だったはず。

なぜならどの物件の担当者からも、「入居前に必ず内見してください。顔を見せない人は入居させません」とは言われなかったからだ。

内見が面接を兼ねていて、面接が入居希望者にとって必須の場合、内見を強く勧められるだろうけれども、私の場合、どの物件の担当者からも内見を強いられなかった。

そういえば一軒だけ、ある物件の担当者だけは私に「オンライン内見1」を提案したが、あくまで軽く勧められた程度だった。

ただ私は現地の雰囲気や運営者の質なども確認したかったので、現在、入居している物件を含め、計2軒の物件に対しては、オンライン内見ではなく、直接、担当者と現地に出向く通常内見を希望した。

2024年に体験したシェアハウスの内見

入居・内見希望の連絡をしたシェアハウスはいくつもあるけれど、私の場合、内見をしたシェアハウスは、わずか二軒。

一軒は納豆が有名な県に、もう一軒は千葉県にある物件で、後者は現在、住んでいるシェアハウス。

どちらの通常内見も一時間程度で終わった。

所要時間は両者に差はほぼなく、流れもだいたい同じだった。

つまり・・・・

まず待ち合わせ場所で担当者と顔を合わせ、簡単に挨拶を交わし、シェアハウスまで案内してもらう。

現地に到着後は物件を見学しつつ、ハウス・ルールや各設備の使い方を教わる。

教わりながら設備に関する感想を言ったり、入居したい日時を伝えたりする。

どちらの物件も内見した日に「入居可能」と伝えられたが、「内見日に契約書に判をつく」という展開にはならず、たとえば納豆県の物件の場合、「契約書などは後日、メールで送ります」と言われて解散に。

大体こうだった。

内見から入居までの流れを、もう少し詳しく

現在、「シェアハウスへの入居って大変そう」とか、「面接って緊張する」とか思っていないだろうか?

思っている人達のために、ここで内見から入居までの流れを、もう少し詳しく紹介する。

両物件とも、およそこうだった。

待ち合わせ場所で担当者と合流↓

シェアハウスを見学↓

見学後、担当者と向かい合ってハウス内の感想や入居希望日時などを伝える↓

担当者に「入居してOK。契約書は後日、送ります」などと伝えられ、内見後も何度かメールのやり取りを行う↓

納豆県の物件には入居を見送る旨を書いたメッセージを送り、了承してもらう。千葉の物件には「入居したいので、ぜひ契約を」と送り、契約に関する話し合いを進める↓

約束の日時に千葉のシェアハウスの担当者と合流して入居↓

当日、担当者に契約書を渡され、署名して提出する。終わり

「シェアハウスの担当者に内見をお願いする→いざ入居」まで、しなければならない作業は決して少なくなかった

メールのやり取り、内見、契約書の確認などをする必要があったけれども、どれも難しくはなかったし、私が訪ねた二軒の場合、内見もあっさり終了した

納豆県のシェアハウスにせよ、千葉県の物件にせよ、最初から最後まで堅苦しさはなく、アッサリすんなりスムーズに終了した。

つまり面接を兼ねているであろう内見は終始リラックスした状態で行えるし、スムーズに終りを迎える。担当者に軽いノリでアレコレ伝え、色々な事柄を相手から聞かされているうちに通常内見は終わる。オンライン内見も恐らく同じ。

現在、あなたは「シェアハウスの面接では何を聞かれるだろう?」と考え、不安になっているかもしれない。

もしそうなら「不安になる必要はないよ」と伝えたい。

あなたもビックリするくらい、あっさりスムーズに入居できるはずだ2

追記:納豆県のシェアハウスに入居しなかった理由

ありがたいことに、納豆県と千葉県、両方のシェアハウスの担当者から、早い段階で「入居して構わない」と言われたが、先にお伝えしたとおり、私は前者にはお断りのメールを送った。

理由は色々とあるけれど、最大の理由は「私が入居できる部屋にはコンセントが一つしかなく、差込口の一つをエアコンの電源がふさいでいたから

当時、私は既に自宅で仕事をしていた。

だから納豆県の部屋は「絶対、在宅仕事し辛い」と思えてならず、入居を辞退した。

電源の差し込み口を増やせる家電製品「電源タップ」を利用すれば、簡単に問題は解決するのではないか、と思ったかもしれないが、件の物件の場合、一度に家電を三つも四つも使うと、突然の不幸に見舞われる気がしてならなかったので入居しなかった。3

今でも後悔していない。

【注記】

  1. オンライン内見について、もっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ↓
    【別記事】遠方のシェアハウスに入居希望なら?まずはオンライン内見しよう ↩︎
  2. 「面接」と聞くと身構える人達がいる。
    彼らにとって「面接」とは大抵、「人材を募集している企業によるインタビュー」のようなもの、つまり「堅苦しくて緊張するもの」でしかないのだが、入居者を募集しているシェアハウスによる面接は、人材を募集している企業による面接とは大いに違う。

    企業にとって、あなたは運営者の一人になるかもしれない人だが、シェアハウスにとっては「お客様」、ぜひ入居してほしい人物だ。

    そんな人を威嚇したり、皮肉ったりする担当者は恐らくほとんどいないし、個人情報を根掘り葉掘り聞くような真似もしない。 ↩︎
  3. 以下の記事でも納豆県のシェアハウスについて書いているので、この物件を詳しく知りたい人や自宅で仕事をしている人は、どうぞ。
    【別記事】シェアハウスでリモートワークしたいなら?電源の差込口の数の確認は必須! ↩︎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です