
「シェアハウスに住みたい」と思っている人なら一度は「シェアハウスって、どんな人達が住んでるんだろう?」と思うはず。
あなたもやはりシェアハウスに住んでいる人達が気になっているのでは?
そこで今回は国土交通省が作成した「シェアハウスガイドブック」に掲載されている、2017年の調査結果を参考に、シェアハウスに住む人達について紹介していく。
目次
シェアハウスの男女比は?
「シェアハウスには女性しかいない。女性しか住んでいない」わけではない。男性もちゃんと住んでいる。
ただし男性より女性の方がやや多いようだ。
2017年の調査結果は以下の通り。
【調査結果】
- 女性が多い→68%
- ほぼ均等→20%
- 男性が多い→12%
シェアハウスの7割近くが「男性より女性の方が多い」状態で、ほぼ均等が2割。
2017年以降、「社会は激変した」わけでもないし、「男性の数が劇的に増えた」わけでもないから、現在のシェアハウスも「女性入居者が男性入居者より多い」可能性が極めて高いと言える。
あなたが男性なら、「男は今も少数派なのかもしれないのか。ちゃんと入居できるか心配だな」と思ったかもしれない。
心配なら、それに例えば「東京」にある物件に住みたいのなら、「男 歓迎 シェアハウス 東京」、あるいは「男 入居可 シェアハウス 東京」でグーグル検索してみてほしい。
男性が入居可能なシェアハウスの情報が、いくつも見つかるはずだ。
男性も、今なお多くのシェアハウスにとっては、「大事なお客様」なのだ。
シェアハウスの年齢層は?
「シェアハウス」と聞くと、「若い人が多い賃貸物件!」と考える人もいるだろう。
実はそのとおりで、シェアハウスの住人の多くが若者だ。
【調査結果】
- 20歳未満→1%
- 20~30未満→56%
- 30~40未満→33%
- 40~60未満→5%
- 60歳以上→5%
あなたが40歳以上の人なら、「私は少数派か・・・・」と思ったかもしれない。
確かに今はそうだが、現在の日本はご存知のとおり「少子高齢社会」
しかも年々、所得格差が広がっている。
今後、年齢層が大きく変わる可能性は決して低くはない。
入居時の就業形態は?
シェアハウス住人の勤め先は一種類ではない。
多種多様で事務員もいれば、ウエイトレスもいる。
私のようにライターをしている者もいれば、教職に就いている人もいる。
それに身分も一様ではない。
【調査結果】
- 正社員→48%
- 非正規社員→18%
- その他→33%
現在のところ正社員が最多だが、不景気が今後も続くのなら、この割合も、いずれ大きく変わるかもしれない。
疑問点はシェアハウスに問い合わせを
シェアハウスには色々な人がいる。
正社員の若者が多いとはいえ、全員がそうというわけではない。
それにシェアハウスそのもののタイプも一様ではなく、女性専用のシェアハウスもあれば、若い男性しかいない物件もある。
「男性お断り」の物件もあれば、「女性の入居は禁止」というシェアハウスもあるのだ。
だから「30歳以上の女だけど、入居できるのかな?」「男性が内見を申し込んでも良いのか、物件のホームページを読んだだけでは分からない」なんて思えた場合は、入居希望のシェアハウスに問い合わせよう。
「ちゃんと答えてもらえるか不安」と思ったかもしれないが、不安になる必要はない。
30歳をとっくに過ぎた独身女(=私)ですら、何の問題もなかったのだから。
私は今のシェアハウスに入居する前、つまり住まいを探しているとき、あちこちのシェアハウスに「入居可能か」、メールで問い合わせたのだが、誰も彼もが丁寧な返信が寄越してくれた。どの物件の担当者も、きちんと対応してくれた。
しかもとあるシェアハウス以外からは「希望の内見日時を教えてほしい」と伝えられたし、そのとある物件の担当者からは「内見の申込みが多くて、これ以上、案内できない」旨、丁寧につづったメールをいただいた。
あなたが男性であれ、30代や40代であれ、シェアハウスの担当者はきちんと質問に答えてくれるはずだ。
どのような物件に問い合わせても、担当者は「大人の対応」をしてくれるはずなので、恥ずかしがり屋の人も、疑問点や不明点があれば、勇気を出して問い合わせてほしい。
あなたにも幸運が訪れるよう、千葉の片隅からお祈りしています😊
参考サイト:
国土交通省
「シェアハウスガイドブック あなたも、所有する空き家をシェアハウスに活用してみませんか」(令和6年9月8日 閲覧)