
2024年現在。
ついにコインランドリーの数がクリーニング店を超えたようだ。
今朝、日本経済新聞に目を通すと、以下のような記事を目にした。
コインランドリーが自宅の洗濯機とクリーニング店に並ぶ洗濯の選択肢になっている。共働き世帯の時短需要や水洗いできるスーツの普及などを背景に利用者が拡大。店舗数は10年で4割増え、家の外で洗う生活スタイルが広がり始めている。
日本経済新聞(朝刊)2024年9月21日 5:00 日経電子版:
コインランドリー店数、クリーニング超え 次の「主洗場」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC191XC0Z10C24A8000000/(令和6年10月30日閲覧)
「洗濯物は自宅で処理するもの」と考えている人にとっては意外かもしれないが、私にとっては意外ではない。
なぜなら私の中では「洗濯物とは、つまり自宅で処理するもの。これが常識であり、当たり前」ではないからだ。
目次
金沢市で学んだコインランドリーのコスパの良さ
千葉県に引っ越してくる前は石川県金沢市に住んでいた。
石川県を訪れた経験がある人はご存知かもしれないが、当地は実に雨がよく降る。
私が住んでいた頃は二日に一度は降っていたし、12月には毎日のように何かが降っていた。雪やら雹(ひょう)やら雨やら雷1やら・・・・
こんな県だから、便利な共有設備も家電もないオンぼろマンション住まいだった私の場合、洗濯物は簡単には乾かなかった2。
そこで一週間毎に自宅から徒歩数分の距離にあるコインランドリーに通った。
金沢市に引っ越すまではコインランドリーなんて一度も利用しなかったので、最初は「面倒くさい」と思ったが、洗濯から乾燥まで自動で行ってくれる機械を使えば乾燥まで一時間程度で終了する上、お値段も1,000円程度だった。
しかも乾燥の終了を待っている間に買い出しができるし、洗濯状況もオンラインで確認可能。洗剤はランドリー稼働後、勝手に注入されるから不要で、おまけに洗濯物を機械から取り出した後は、さっさと持って帰って畳めば終了。
すぐに「洗濯機も乾燥機も自分で買う必要ないじゃん」と思うようになった。
石川県に住んでいた頃、私はコインランドリーのコスパの良さに気付かされた。
コインランドリーのススメ
コインランドリーの増加の要因の中には恐らく、そのコスパの良さに気づいた人の増加も挙げられるだろう。私のように考える男女が増えたためもあり、数がクリーニング店を上回るほど増えたのだろう。
現在、「洗濯物は自宅で処理するもの。だから洗濯機を買って自宅に設置する必要があるし、外干しでは乾きそうにないなら除湿機みたいな家電を買わないと」なんて考えている人は、コインランドリーの活用を考えてほしい。
日経の記事にもあるとおり、幸い、今はコインランドリーが豊富にある。あなたの自宅付近にも一台はあるはずだし、洗濯から乾燥まで短時間で、しかもお安く仕上げてくれるはずだ。
今、洗濯機も乾燥機もない格安シェアハウスに住んでいる人はもちろん、有料の洗濯機しかない物件に住んでいる人も、ぜひコインランドリーの使用を検討してみてほしい。
本当に便利だから!
【注記】
- 実は石川県は年間雷日数が最も多い。私は雷に滅多に遭遇しない県の生まれなので、引っ越した当初は雷の多さに驚いた。 ↩︎
- 地元民は衣類乾燥機や屋根付きバルコニー、浴室乾燥機などを利用していたから、雨季だろうが真冬だろうが、洗濯物を簡単に乾かせていたが、便利な道具を持っていない場合、外に干すしかなく、この場合、洗った衣類は簡単には乾かない。 ↩︎
参考サイト:
Schneider Electric
「日本海側エリアの雷の多さについて」
https://www.se.com(令和6年10月30日閲覧)