
マンションにもシェアハウスにもゲストハウスにも時々いる人種。
それが「他の入居者に関する苦情を何度も管理員に持ち込む人」
あなたも一人は知っているのでは?
ひょっとしたら、あなた自身がクレーマーかもしれない。
もしそうならシェアハウスに住んでいるときは、他の入居者に関する苦情を管理員に持ち込むか否か、慎重に考えるべき。
この記事ではその理由をお伝えするので、ぜひ目を通してほしい。
目次
苦情を管理員に持ち込むか否か、慎重に考えるべき理由
主な理由は次の4つ。
- 他の入居者から浮いてしまう
- 「苦情を提出する必要はなかった」と思わされる場合がある
- アバタもエクボになるときがある
- 気遣いや配慮を意識しなければならない場面が増える
以下から説明していく。
〈理由-その①〉他の入居者から浮いてしまう
シェアハウスはゲストハウスより長居するし、マンションより他人との距離が近い。他の入居者はひとつ屋根の下にいる。
このため管理員に苦情を持ち込むと、他の入居者から浮いてしまう場合がある。
苦情を管理員に持ち込んだせいで、「あの人に何か言うと、また苦情を管理員に持ち込まれそう」「あの子の前では気を遣わないと!」等と周りの人達に思われたなら、あなたは腫れ物扱いされるようになる。
〈理由-その②〉「苦情を提出する必要はなかった」と思わされる場合がある
人は突然、変わるときがある。
たとえば大雑把な人が、突然、几帳面で神経質になるときがある。
このため「わざわざ苦情を上に提出する必要はなかった」と思わされる場合がある。
イライラや心のモヤモヤを感じる相手が入居したばかりの人の場合、少なくとも一ヶ月は様子を見るべき。
相手はその間にシェアハウスの環境や暗黙の了解を心得て、自分を変える可能性がある。一ヶ月以内に自分を、周囲の環境に適応させる可能性があるのだ。
〈理由-その③〉アバタもエクボになるときがある
人間は相手が男であれ女であれ、仲良くなれたなら、欠点が気にならなくなる。
「うるさい!」と思っていた大声と足音が気にならなくなる場合だってある。
アバタもエクボになるときがある。
〈理由-その④〉気遣いや配慮を意識しなければならない場面が増える
他の居住者に対し苦情を申し立て、追加ルールを押し付けた場合、自分も他者に苦情を持ち込まれて、追加ルールを押し付けられる可能性がある。
押し付けられた場合、間違いなく今以上に住みにくくなる。
気遣いや配慮を意識しなければならない場面が増えるからだ。
「シェアハウスに長く住みたい」と思っているのなら?
苦情を管理員に持ち込むか否か、しっかり考えるべき理由は以上の4つ。
「どうしても苦情を管理員に伝えたい!」場合、それでも良いと思う。
ただ「シェアハウスに長く住みたい」と思っているのなら、人前では多くを語らず、共有部の清掃はできるだけ積極的に行って、他の居住者と仲良くなる努力をしてみてほしい。
あなたがいくつであれ、またどんな立場であれ、気楽に過ごせるようになり、望みが叶うはずだ。