シェアハウスに住んでいると様々なトラブル、アクシデントに見舞われ、悩みを抱えるハメになる。

シェアメイトなるものが抱えるハメになる悩みの幅は結構、広いのだ。

「共用部の照明が点かなくなった。どうしよう!」といった些細な悩みから、「住んでいるシェアハウスは室内の状態が非常に悪い。管理員に改善を訴えてもラチが明かない。どうすれば良い?」のような深刻な悩みまで、どのシェアメイトも抱えてしまう可能性がある。

そこでこの記事では、いざというときの相談先をご紹介していくので、シェアハウスへの入居を検討している人も、既に入居中の人も、ぜひ目を通してほしい。

この記事が、いずれあなたの役に立ってしまうかもしれない。

目次

いざというときの相談先

あなたが社会人であれ、学生であれ、また男性であれ、女性であれ、相談先には少なくとも以下の5つがある。

  1. 親族や友人知人
  2. 物件の管理会社の担当者
  3. 消費者ホットライン
  4. 弁護士事務所
  5. 警察

どれもあなたにとって重要な情報なので、以下から順に解説していく。

①親族や友人知人

身近な場所に頼りになる人がいるのなら、その人にまずは相談してみると良い。無料で有益なアドバイスをもらえるはずだ。

あなたがシャイな人であれ、できるだけ早めに「何に悩んでいるのか」と「今後どうしたいのか」、つまり抱えている悩みの詳細と希望を相手に打ち明けて、相談しよう1

なお相談するも問題が解決しなかった場合は、以下の相談先に望みを託そう。落ち込んでいる場合ではないし、落ち込む必要もない。

②物件の管理会社の担当者

「ゴミ出しをしないとか、台所を長時間、占領するとか。ある人がハウスルールを無視してばかりいる」「トイレが詰まった。入居者達で何とかしようと色々な手を試みたが、状況が改善しない」といった問題、要は「今抱えている悩み事は厄介だけれども、弁護士や警察の手を借りる必要はないかな」と思えるトラブルは、お住まいの物件を管理している会社の担当者に相談しよう。

ちなみに物件の管理会社の担当者とは、「管理員」と呼ばれている人や、「運営者」と呼ばれている人で、彼らに抱えている悩みの詳細と希望を伝えると、速やかに手を打ってくれる。

③消費者ホットライン

「家族や管理会社に相談しても解決は難しい」とか、「管理会社はアテにならない!」とか思わされたときは、「消費者ホットライン」に連絡してはいかがだろうか。

消費者ホットラインとは国民生活センターが案内している「消費生活相談窓口」で、国民生活センターは「独立行政法人」を名乗るお役所に近い組織。

どちらも怪しい組織ではないし、「消費者ホットライン」では様々な問題の相談を受け付けている。シェアハウスが絡むトラブルの相談も受け付けている2

このため「国民生活センターにシェアハウスのトラブルを問題を持ち込んでも良いのかな?」なんて考え、心配する必要はない

安心して連絡しよう3

④弁護士事務所

弁護士を特別視し、「自分とは無縁なもの」と、頭のどこかで考えている国民は少なくない。あなたもそうではないだろうか。

もしそうなら意識を変えよう。

弁護士は特別な存在ではなく、特別な人が弁護士をしているわけでもない。彼らは依頼が入る日を待っているし、どんな相談にものってくれる4

お手頃な価格でシェアハウス絡みの問題に着手してくれるときもある。

困ったときはお近くの弁護士事務所を訪ねるか、「ひまわり相談ネット」に連絡しよう5

なお以下の地域にお住まいの場合、ひまわり相談ネットサービスの相談料が初回30分間のみとはいえ無料6

旭川、宮城県、栃木県、長野県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、宮崎県

⑤警察

弁護士と同じく警察官も多くの国民に特別視されているし、距離を置かれがち。相談をためらう男女は今も昔も少なくない。

あなたもやはりそうなら、今度、とても困ったときは、ためらってはいけない。

警察官も弁護士と同じく困っている人の悩みを聞いてくれるし、解決策を探ってくれる。今後どうすべきなのか、アドバイスももらえる。

管理会社や両親、友人知人などに頼っても状況が進展しない、と思えたときは、警察への相談も検討しよう❗

悩みを抱えたときは、どこに相談すべきか考えよう

シェアハウスが絡む問題に悩まされる人は少なくないし、平成時代からいる。

あなたの大先輩の中にも、この手の問題に悩まされた人がいるし、今も昔も、シェアメイトには様々な相談先が用意されている。

親兄弟や管理員に頼れない人たちにも用意されているから、「どうしよう。どうしたらこの悩みが解決するんだろうか?」と思えたときは、いつまでも一人で悩んでいてはいけない

「自分にはどんな相談先が用意されているのか」、あるいは「自分にはまだ、どんな相談先が残されているのか」を考えて、「ここなら」と思えた所に足を運ぶなり、連絡するなりしよう😊✨

【注記】

  1. 面倒な相談事を持ちかけた場合は相手が親族であれ、手土産の一つも渡そう。喜ばれるはずだし、相手にとても失礼な発言をしない限り、「もう二度と相談にのりたくない」なんて思われずにすむ。 ↩︎
  2. 国民生活センターは自身の公式ホームページ内で、以下のように消費者ホットラインの役割を語っている。※以下は公式HPからの引用。

    消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっています。

    引用元:独立行政法人 国民生活センター「全国の消費生活センター等」
    https://www.kokusen.go.jp/map/(令和6年9月28日閲覧)
    ↩︎
  3. ちなみにシェアハウスが絡む問題は、もう10年以上も前から国民生活センターに持ち込まれている。
    この手の問題は「新しい問題」というわけでもないし、シェアハウスに住んだために悩むハメになった人は昔から少なくないのだ。 ↩︎
  4. 弁護士は今も昔も様々な相談を受け付けているし、シェアハウスが絡む問題を持ち込む人は昔からいる。
    持ち込まれたトラブルの中でも有名な例が「女性専用シェアハウス『かぼちゃの馬車』の投資トラブル」 ↩︎
  5. 「ひまわり相談ネット」は日本弁護士連合会及び全国52の弁護士会が提供するサービスで、電話で弁護士との面談を予約できる。※以下はひまわり相談ネットの公式HPからの引用。

    ひまわり相談ネットは、全国の「法律相談センター」へ予約ができるサイトです。
    家族間、会社、学校といった、暮らしの中で起きる問題やお悩みについて弁護士が親身になって向き合い解決に向けてアドバイスします。


    引用元:ひまわり相談ネット「ひまわり相談ネットとは」
    https://www.soudan-yoyaku.jp(令和6年9月28日閲覧)
    ↩︎
  6. 参考サイトは以下のとおり。

    中小企業のためのひまわりほっとダイヤル
    「ひまわりほっとダイヤル」の相談料に関するご案内」
    https://www.nichibenren.or.jp/ja/sme/free.html ↩︎

参考サイト:

■SHARELY
「シェアハウスのトラブル相談は管理会社一択【入居前に確認】」
https://livmo.co/sharehousemedia/where-get-advice/

■シェアハウスひだまり
「シェアハウス運営者、入居者向けの相談窓口も開設【東京】」
https://sharehouse-hidamari.com/

■XROSS HOUSE
「シェアハウスで起こるトラブルとは?具体例と対処法も紹介」
https://x-house.co.jp/column/sharehouse/xross-1709/

■よすが総合調査
「子供が危険なシェアハウスに入居」マルチ・宗教などのリスク事例
https://yosuga-gr.com/child-share-house-trouble/

■独立行政法人 国民生活センター
「土曜、日曜、祝日に利用できる相談窓口」
https://www.kokusen.go.jp/map/weekend_madoguchi.html

■政府広報オンライン
「どうしよう?困ったときは、消費者ホットライン188番にご相談を!」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201807/1.html

■日本弁護士連合会
「法律相談・ご依頼は今すぐ弁護士へ!」
https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice.html

■ひまわり相談ネット
「ひまわり相談ネットとは」
https://www.soudan-yoyaku.jp/

■中小企業のためのひまわりほっとダイヤル
「ひまわりほっとダイヤルについて」

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