「物件の担当者とのやり取りやら契約やらを終わらせ、ようやく目当てのシェアハウスに入居できたと思ったら───騒音に悩まされるハメになった!」なんてケースもあるもので。

あなたも騒音被害者の一人になってしまっていないだろうか?

もしそうなら心身を病む前に、これからご紹介する対処法を検討してほしい。

それに可能なら少なくとも一つは実行してほしい。

目次

シェアハウスで発生する騒音とは?

そもそもどこに住んでいようが物音は発生する。人間も野生動物も必ず生活音」を生み出すからだ。

人間の場合、歩く音とか鼻をかむ音とかがそうで、こういったものは何人も停止できない。生活音は動くものに必ずついてまわるものなのだ。

とはいえ生活音があまりにもうるさい人達もいるもので、彼らはシェアハウスにもいる

大音量を流しながらテレビを観る、大きな足音を立てる、大声でしゃべる、物を大きな音を立てながら片付ける、といったことを彼らはやりがちで、これらが「静けさ」を求めている人にとっては、しばしば「騒音」となる

騒音に対する対処法

「テレビの音」「足音」「物を動かす音」など。

シェアハウスに住んでいる人が「騒音」と感じるものには色々とある。

ただ、あなたの「騒音」に感じているものが何であれ、騒音に対する主な対処法は同じ

つまり以下の5つ。

管理員に訴える

あなたの住んでいる物件にも「管理者」がいるはずだ。

「管理員」とか、「運営者」とか呼ばれている人がそうで、あなたにも思い浮かぶ顔があるはず。

まずはその人に現状と希望を打ち明けよう。

たとえば「現在、◯◯号室の◯◯さんの足音に悩んでいる。相手の騒音のせいで頭痛がするようになった。速やかに注意喚起か、あるいは他の有効と思われる対応を行って、騒音を何とかしてもらいたい」と、伝えてみよう。

相手はあなたの期待にそうため、何かしてくれるはずだし、騒音問題は速やかに改善するはずだ。

問題の人物に直接、改善をお願いする

「管理員に相談するも現状が一向に改善しない」と思えたなら。あるいは「管理者経由なんて面倒くさい。さっさと問題を解決させたい!」と思っているのなら、この方法が良いかもしれない。

あなたを悩ませている人間に直接、改善をお願いしよう。

真剣な顔で冷静に本音と希望を伝えれば、相手は速やかに自分の振る舞いを改めてくれる可能性アリだ。

なお相手が忙しく動き回っているときに声をかけてはいけない。イラッとされて、話を聞き流されてしまう恐れがある

お互い時間に余裕があるときに伝えよう。

消費者ホットラインに相談する

「入居中の物件の管理者に相談してもダメ。本人に直談判してもダメ!」なんて場合は消費者ホットラインに電話してみよう。

消費者庁や国民生活センターのような、消費者保護に努めている組織が紹介している相談窓口だから、あなたの悩みも聞いてくれるはずだ。それに対応策を一緒に考えてくれるだろう。

消費者ホットラインには多くの男女が連絡していて、皆、それぞれに大きな問題を抱えている。

あなたも彼らにならって、窓口の方に相談してみよう。

警察に相談する

あなたを悩ませている相手があまりに悪質な場合は警察への相談をちゅうちょしてはいけない。

ちゅうちょしていては心身を病んでしまう恐れがあるし、傷害事件のような、非常に厄介な事件に発展する可能性もある

最悪の事態になる前に、最寄りの警察署か派出所へ行き、事情を伝えて、助けを借りよう。

なお騒音のせいで医療機関にかかった場合、それに診断書など、何らかの書類をもらえたときは、それを持参しよう。

深刻な事態であると相手に伝わり、即時対応してくれる確率が高まるはずだ。

弁護士に相談する

警察官や弁護士を特別視し、忌避する人は今なお多いけれど、どちらも悩める市民にとっては頼りになる存在だ。

シェアハウスの管理員や運営者より与えられている権利・権力が多いので、騒音問題が速やかに解決してしまう場合もある。

弁護士の場合、無料で利用できる相談窓口が用意されている場合もある。

「今抱えている悩みは管理員や自分の力では太刀打ちできない」と感じたなら、警察だけでなく、弁護士への相談も視野に入れよう。

もし「弁護士に相談しよう!」と思えたなら、まずはご近所に騒音問題に強い弁護士がいないか確認してほしい。

安易な引っ越しはオススメできない

現在寝起きしている場所に不満を感じたとき、安易に「ヨソへ移ろう。引っ越そう」と考える人がいる。

あなたもひょっとして引っ越しを検討していないだろうか?

もしそうなら考えを変えよう

問題に直面したときは、まずは「逃げる」以外の方法を考え、実行しよう。逃走はあくまで最終手段にしておくと良い。

というのも逃げた先でも同じ問題にぶつかってしまった場合、往々にして、また引っ越しを検討するハメになるからだ。悲劇を繰り返してしまう可能性が非常に高い。

負の連鎖を止めるためにも、今のうちに「逃げる」以外の方法を試して、解決に持って行こう。

あなたがシャイな人であれ、逃走以外の方法で解決に持っていけたなら、またどこかで同じ問題に直面しても、慌てず騒がず、「引っ越す」以外の手段を実行できるだろう

「今が頑張り時!」と考えて、頑張って😊✨

参考サイト:

アスクプロ株式会社「マンションでの騒音問題に対する苦情を伝える手順 | 相談サポート通信」
https://askpro.co.jp/topics/news/post934.html(令和6年10月9日 閲覧)

独立行政法人 国民生活センター「全国の消費生活センター等」
https://www.kokusen.go.jp/map/(令和6年10月9日 閲覧)

日本騒音調査ソーチョー
「騒音相談先まとめ_騒音問題が発生したらどこに相談すれば良いか」
https://www.skklab.com/(令和6年10月9日 閲覧)

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