「シェアハウスに入居する人って、どんな人?」「若い人がいっぱいいる気がする」等など。

シェアハウスに入居中の人に対する考え、イメージは様々。

あなたも様々なイメージを持っているのでは?

それに「いずれシェアハウスに入りたいから実態を知りたい」と、思っているのではないだろうか。

この記事では入居者の国籍の他、年齢層や男女比などもご紹介していくので、ぜひ参考にしてほしい。

※今回の記事は2015年に国土交通省が実施した調査を参考にしてあります1

目次

入居者の男女比は?

シェアハウスの中には「女性専用」をうたっているものもあれば、「男性のみ入居可」な物件もある。

昔から実に様々なシェアハウスがあるから、入居者の男女比は偏っているのか、それともあまり変わらないのか?

あなたも知りたいのでは?

実態は以下のとおり。

1位. 女性が圧倒的に多い 47.9%
2位. ほぼ均等   22.5%
3位. 女性がやや多い 18.3%
4位. 男性がやや多い   5.6%

2015年の段階では「女性が多数派を占める」と言っても良い状況だったようだ。

2024年現在も女性専用シェアハウスや、女性を優遇する物件は多いから、今も相変わらずかもしれない

とはいえ男性入居者を募集している物件も今なおきちんと存在する。

だから男性も一人暮らしや実家暮らしに限界を感じたなら、シェアハウスへの入居を検討してみるといい。

入居者の国籍は?

「日本のシェアハウスに入居する人は日本人だけ!」ではない

外国人を歓迎しているシェアハウスもあれば、海外育ちの男女との交流をウリにしている物件もあるためか。はたまた外国籍の男女でも入居しやすいからなのか、国籍は様々。

シェアハウスには海外出身者が結構いて、シェアメイトの国籍は以下のとおり。

1位. 台湾  36.6%
2位. 韓国   33.8%
3位. 中国・アメリカ 32.4%
4位. 日本人のみ 31%

日本のシェアハウスにいる海外出身者は主に、日本の近くにある国から、やって来ている。それにシェアハウス業界では既に日本人は「圧倒的多数派」ではない

なお外国籍の方々の主な来日目的は「お仕事のため」や「日本の学校に通うため」で、ワーキングホリデービザでやって来ている外国人もいる2

入居者の年齢は?

自分や他者の年齢を気にしている人は多い。男性のなかにも、女性のなかにも時々いる。

あなたもそんな人達の一人だろうか?

自分やシェアメイトの年齢を気にしていないだろうか。

シェアメイトの年齢は以下のとおり。

1位. 25~30歳未満 47.9%
2位. 30~35歳未満 26.8%
3位. 20~25歳未満 15.5%
4位. 35~40歳未満 4.2%

2015年の調査の段階では40歳未満が圧倒的に多く、40歳以上の人は、ほぼいない。つまりほとんどの男女が30代。39歳以下

とはいえご存知のとおり、今は2024年。調査当時から既に10年近く経っている上、世相も大分変わっている。ますます高齢化社会の深度が高まっている

現在は40歳以上の入居者の割合が増えていそうだ。

「私は40代だけど、入居できるだろうか?」と思っている人も、まずは一度、住みたいと思えたシェアハウスに問い合わせてほしい。入居も内見も可能だと、物件の担当者に教えてもらえる可能性が高い。

ただし入居可能年齢を定めているシェアハウスもある

35歳以上の場合、男性も女性も担当者に入居可能か問い合わせる前に、「入居の条件」内に年齢制限がないか、必ず確認しよう

世代や国籍が異なる人達との交流もアリ!

年齢が離れている人や国籍が異なる人から距離を置いてしまう男女は多い。

社交的な男性の中にも、「自分とは違う人」から距離を置く者が結構いて、ひょっとしてあなたもだろうか?

距離を置く理由が何であれ、「相手の世界に入らないなんて、とてももったいない」と言わざるをえない

生まれた時代が違う人や、生まれ育った国が異なる男女は、人に多くのものを教えてくれる。貴重な体験をさせてくれるときもある。

「この人と出会えて良かった」と、心から思えるときもある

少なくとも現状維持は避けられる。「自分にとっては異質な人たち」の世界に入れば、現状がダラダラと続く、というわけではなくなる

「もう現状維持をやめたい」と思っている人も、「多くを学びたい」と思っている人も、肌の色が違う友人を作りたい人も、ぜひシェアハウスへの入居と、外国籍の人々との交流を、真剣に検討してほしい

【注記】

  1. 参考にした文献は以下のとおり。
    誰でも無料でダウンロードできるので、シェアハウスへの入居を考えている人はもちろん、シェアハウスについて知りたい人も、ぜひ目を通してみてほしい。あなたの役に立つはずだ

    国土交通省『シェアハウスに関する市場動向調査結果について』
    https://www.mlit.go.jp/common/001151588.pdf ↩︎
  2. 海外のシェアハウスで暮らしている、ワーキングホリデー中の日本人も結構いる。「日本ワーキング・ホリデー協会」が公式ホームページ内で、シェアハウス暮らしを紹介したり、勧めたりしているためかもしれない。

    なお海外暮らしを検討している方は協会が公開している、以下の記事を参考にすると良いかも。
    https://www.jawhm.or.jp/blog/workingholiday-infocenter/2022/12/02/accommodation/ ↩︎

参考サイト:

国土交通省『シェアハウスに関する市場動向調査結果について』
https://www.mlit.go.jp/common/001151588.pdf

日本ワーキング・ホリデー協会「ワーホリ中ってホームステイするの?それとも学生寮?おすすめの滞在方法は?」https://www.jawhm.or.jp/blog/workingholiday-infocenter/2022/12/02/accommodation/

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