シェアハウスと言えば、「安く住める!」と考える人は多いもの。

私も「アパートやマンションより、シェアハウス暮らしの方がお安い!」と考えている。

複数人で住んだ場合は逆転し、後者より前者の方がお安くなるけれども、一人暮らしの場合は、まだまだシェアハウスの方が賃貸マンションなどより安く住める。

これはシェアハウスの場合、トイレットペーパーのような消耗品も通信費(Wi-Fi)も無料で、光熱費も低く抑えられているからだ。

もちろん、「家賃が安い」との理由からでもある

この記事ではシェアハウスの家賃の目安などをご紹介していくので、シェアハウス暮らしを検討中の人も、お金持ちに興味がある人も(?)、ぜひ目を通してほしい。

目次

一ヶ月の家賃は、どのくらい?

国土交通省が2017年に実施した調査によると、以下のような結果が出た1

1位. 4万円以上、5万円未満 34.1%
2位. 5万円以上、6万円未満 24.4%
3位. 4万円未満 15.4%
3位. 6万円以上、7万円未満 15.4%

つまりシェアハウスの半数以上が「一月の家賃は6万円未満」と判明した。

幸か不幸か、2024年現在も状況はあまり変わっていない

インターネット上に公開されている数々の物件を見ても、一ヶ月の家賃は光熱費込で4万~7万円程が主のようだ。

あなたが実家住まいなら「高い!」と感じたかもしれないが、アパートやマンションの場合、格安ワンルームでも「家賃だけ」で3万円くらい取られてしまう。

シェアハウスは今も「お手頃価格で住める賃貸物件」なのだ。

ちなみに賃貸マンションやアパートの場合、家賃の他、光熱費や通信費、消耗品代などが毎月、必ず発生する。保険料やトラブルの解決費用がのしかかってくる場合もある2

高額の家賃を設定している物件が少ない理由は?

家賃を10万円以上に設定している高級シェアハウスは数が少ない

数々の冊子、サイトに目を通しても、これが本当に、なかなか見つからない。

たまに見つかる程度で、東京都内の一等地にある物件ですら、多くの場合、10万円以下。お手頃価格。庶民も頑張れば手を出せる。

これは恐らく、入居を希望する男女の大部分が貧困層か中間層だからだろう。

資産家や、資産家の両親を持つ男女はそもそも、いつの時代も数が少なく、彼らは今も昔も、「実家暮らし、マンションかアパートで一人暮らし、恋人のような親しい人と一軒家などで同居」のいずれかを選ぶのだろう。

資産家家庭育ちの子女やお金持ちの実業家などは、「自分にとっては未知の人が住んでいる賃貸物件」なるものに、わざわざ住もうとは思わないのだと思われる。

「今、所有している物件の一つをシェアハウスにして不労所得を得よう」と、考える人はそれなりにいるようだが。

高収入者がシェアハウス暮らしをする理由は?

高所得者の多くはシェアハウスには住まないし、住むより、他人に住まわせて家賃収入を得ようとする、なんて分かったとき、あなたはガッカリしたかもしれない。

「シェアハウスに住んでも、お金持ちにはお近づきになれないのか」と、思ったのではないだろうか。

ガッカリする必要はない。

シェアハウス暮らしする資産家や、「お金持ちの卵」とも言える資産家夫婦の息子・娘は今も昔も確かに数が少ない。彼らはいつの時代も少数派だ

ただあくまで「シェアハウス暮らしをする良い身分の人は数が少ない」だけで、きちんと存在するし、実は今は高収入の入居者が増えている3

これには晩婚化や高齢の独身男女の増加が絡んでいるようだ。

東洋経済の記事が簡潔に理由をまとめているので引用する。

「ここ数年でシェアハウスを選ぶ人たちが“ローコストを意識した層”から、“人とのつながりや環境意識が高い層”へと変わりました。実際、入居者の年齢層も収入も高めに推移しています。都会的なワンルームで一人暮らしをするよりも、暮らしにコミュニケーションを求める人が増えています」

シングル時代が長くなることにより、「趣味の時間を有意義に楽しみたい」「共通の趣味を持った友達がほしい」「自然な出会いがほしい」「安心がほしい」などのニーズが高まった。

出典:東洋経済オンライン:「テーマ特化型」シェアハウスが増えるワケ
https://toyokeizai.net/articles/-/108511?page=4(令和6年10月12日 閲覧)

高所得者達は有意義な時間や孤独を忘れさせてくれる存在などを求めて、シェアハウス暮らしを始めるようだ。

「お金持ちと友だちになりたい!」とか、「お金持ちと親しくなりたい。できれば交際したい」とか思っているのなら、シェアメイトの中にお金持ちの卵か資産家がいたなら、気軽に声をかけて仲を深めよう

高所得者がいるシェアハウスは?

「シェアハウスでお金持ちと交流したい」「資産家と交際したい」等と考えているのなら、まずはお金持ちが好む趣味を研究しよう。

お金持ちはお仕事、慈善事業、スポーツ、楽器の演奏などを好む

それに「住みやすい!」と思える場所が大好きだ。

だから都会の一等地にあり、なおかつお金持ちが好む趣味を堪能できる物件4を狙おう。

「そんなシェアハウスあるの?」と思ったかもしれないが、探せば、ちゃんとある

東京のとても良い場所にあるシェアハウスの中には楽器演奏ができるものもあれば、フィットネスクラブに負けない設備が用意されている物件もある。

今、手元にお金があまりない場合、お金を貯めつつ、ターゲットについて研究したり、物件を探したりしよう。

幸運を祈ります😀✨

【注記】

  1. 国土交通省「1-2.シェアハウスの運営事業者に対する運営実態等調査」
    https://www.mlit.go.jp/common/001232766.pdf(令和6年10月12日 閲覧) ↩︎
  2. 保険料とは例えば火災保険料、トラブルとは「トイレが詰まった!」「窓を閉めていなかったせいで、床が水浸しになってしまった。開いていた窓を通して雨が入ってきてた!」等。 ↩︎
  3. 東洋経済オンライン:「テーマ特化型」シェアハウスが増えるワケ
    https://toyokeizai.net/articles/-/108511?page=4(令和6年10月12日 閲覧) ↩︎
  4. この手の物件は「コンセプト物件」とか、「テーマ特化型」とか呼ばれている。 ↩︎

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