一人暮らしをしていると様々な問題に直面する。

シェアハウス暮らしをしているときもそうで、色々な問題が目の前にやって来る。

一人で暮らししているマンションの小部屋と違い、シェアハウスには何人もの人間が住んでいるのだから、「トラブルとの遭遇率はマンションよりシェアハウスの方が断然高い!」と感じる人もいるだろう。

あなたも今、そんなふうに感じていないだろうか?

感じていない場合であれ、ある問題と対峙したとき、「私一人では解決は難しい」とか、「相手に改善してもらわないと」とか思えたなら、いつまでも一人で悩んでいてはいけない。それではいつ経っても問題が解決しない可能性が高い1

トラブルの元凶である人物に声をかけて改善を頼むとか、管理員に連絡して周知をお願いするとかしよう。

目次

唐突にやって来るトラブルの対処法

シェアハウスに住んでいると、ふいにトラブルに遭遇する。本当に、唐突に問題が目の前にやって来るときがある。

例えば「先にお手洗いを利用した入居者が便器を詰まらせた」なんてトラブルに、いきなり直面するときがある。

こんなときはまず「水を流した後、一時間以上、放置してみる」「お湯を流してから、一時間ほど様子を見る」「すっぽんを活用する」といった手で改善を図ろう。

改善しなかった場合、それに誰が詰まらせたか分かっている場合は、詰まらせたご本人に事情を説明して、管理員に連絡してもらおう。

「本人に声をかけるなんて、勇気が・・・・」と思えても、便器を詰まらせた人物が分かっている場合は、必ず勇気を出して本人に対応をお願いしよう。

ご本人はトイレが詰まった原因を薄々、分かっているだろうし、詰まりを指摘すれば、今後は詰まらないよう、気を使ってくれる可能性が高いからだ。

つまりご本人に声をかけて管理員に連絡してもらうと、今後、同じ問題に悩まされるハメになる確率を減らせるのだ。

おまけに管理員はすぐに対応してくれるはずだ。もしかしたら業者を手配してくれるかもしれない。

なお詰まらせた人が分からない場合は、詰まりに気づいた時点で、あなたが手間ヒマかけて管理員に連絡し、事情を説明して、早急な対処をお願いしよう。

トイレは自分以外の人間も使うし、夜間に詰まり解消作業をした場合、近隣住民から苦情が飛んでくる恐れもある。事情を知らないシェアメイトに、「あの人、トレイを詰まらせたのか」なんて思われる場合もある。あなたがお手洗いを詰まらせた犯人にされる可能性もあるのだ

誤解されないためにも、できるだけ早めに対応しよう

ジワジワと心身を削るトラブルの対処法

シェアハウスではトイレの詰まりのような、「ふいに舞い込むトラブル」だけが発生するわけではない。

入居者の心身をジワジワと削るトラブルも経験させられる場合がある

例えば「特定の人がハウスルールを守らない。禁止されている時間帯に頻繁に洗濯機や乾燥機を使い、毎回、大きな音のせいで目が覚める」ケース。

この場合は、ご本人に声をかけて事情を説明し、利用する時間を変えてもらうか、管理員に周知を頼むといい。

ご本人に利用時間を変えてほしいなら、「朝早くから洗濯機や乾燥機のような、大きな音が鳴る物を使われると、大きな音にビックリして目が覚めてしまう。最近、寝不足気味で辛い。恐らく他の人もそうだから、申し訳ないけれど、利用する時間帯を変えてほしい」等と相手に言うと、変えてもらえる可能性が高い。

ご本人とは生活リズムが違うので顔を合わせる機会が滅多にない、デリケートな問題なので、面と向かっては言えないなど。

何らかの事情から本人への声かけ・注意喚起が難しい場合は、管理員に事情を説明して「注意事項」として入居者に告知してもらおう。

やはり面倒事が解決する可能性が高い

上手い頼み方のポイント

上手い頼み方にはコツとも、ポイントとも言えるものがある。

下手な頼み方をして相手を怒らせたくないのなら、あるいは損をしたくないのなら、少なくとも以下の点を覚えておこう。

  1. お願い事と、お願いする理由を説明して、要望を伝える
  2. 丁寧に、簡潔に伝える
  3. 「すみませんが」「よろしくお願いします」「ありがとうございます」のような、相手に配慮と気持ちが伝わる言葉を時々、挟む
  4. 相手をバカにする、見下す、見下ろす、疑いの目で見る、大声を出す、といった、目の前の人を不快にさせる行為を控え、終始、謙虚さを貫く

以上4点を押えておけば、相手がシェアハウスの管理員であれ、シェアメイトであれ、恐らくあなたの頼み事は受け入れられる

「昔から頼み事が下手で・・・・」なんて思っている人は、ぜひ上記の点を意識した上で頼み事をしてみてほしい。

下手な頼み方の特徴とは?

頼み方が下手な人には色々な特徴がある。

例えば・・・・

  1. 前置きが長い
  2. ダラダラといつまでも話し、要点をつかみにくい
  3. 頼み事をする理由のような、伝えるべき事柄を伝えない
  4. 「ありがとうございます。よろしくお願いします」のような、伝えるべき言葉を伝えず、省略する
  5. 相手を見下すなど、他人を不快な気持ちにさせる言動をする
  6. 余計な発言が多い
  7. 声が大きい
  8. 必ずのように古い借り持ち出す
  9. 「相手はこちらの頼み事をきいてくれるだろうか?きいてくれるとは思えない」との気持ちを隠さず、疑いの目で相手をジロジロ見る

3つ以上、当てはまっていないだろうか?

当てはまっている場合、あなたは頼み下手である可能性が高い

ついでに言うと、そのせいあり、相手に嫌われている可能性まで高い

前置きが長い人やダラダラといつまでもしゃべって、相手に「要点は?」と思わせる人なんかはシェアメイトにも、医者や弁護士にも、自身の顧客にも嫌われがちだ。忙しい人や子供にも大抵、うとんじられる。

他者に嫌われると困る人や、お願い事を受け入れてもらえる確率を高めたい人は、お願い下手を克服しよう

周りの人に好かれたいのなら!

シェアハウス暮らしを快適なものにできるか否かは自分の心構えと言動で決まる

下手な立ち回りをすれば嫌われるし、上手な立ち回りをすれば快適な生活が保証される。シェアメイトにも管理員にも重宝され、好かれる。

周りの人に好かれる人になりたいのなら、少なくとも上手な頼み方をして、自力では解決しないトラブルに直面したときは、誰かに声をかけて、対処をお願いしよう。

頑張って!😀

【注記】

  1. 他の入居者に声をかけて何かをお願いする、管理員に相談する等すると、問題が早期に解決するだけでない。「知識」や「経験値」も手に入るから、自信が芽生えたり、対処できる問題の数が増えたりする。シェアハウス内で何らかの問題に直面したなら、臆さず誰かに声をかけよう! ↩︎

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