「入居したい」と思えた物件の見学するも、「なんだかイメージと違う」「シェアハウスの近くに繁華街がある。これじゃあ、夜、ゆっくり眠れそうにない」なんて思わされたなら・・・・

良いと思えたシェアハウスが実は、そうではなかったら、誰だってショックを受ける。

忙しい人の場合、とてもガッカリする。

後悔に終わる内見をしたくないのなら、シェアハウスの担当者に内見を申し込む前に、色々なポイントを確認しておく必要がある

この記事ではそのポイントをまとめたので、あなたが今、シェアハウスへの入居を検討している最中なら、ぜひ目を通してほしい。

目次

内見を申し込む前に必ず確認したい11のポイント

以下の11点は学生も社会人も、大雑把な人も几帳面な人も、必ず内見前にチェックしておこう。

①いつから入居可能か

シェアハウスの中には時々、「◯✕月から入居可能」とホームページに記載している物件がある。

「8月に入居したい」と考えている場合、「9月中旬に入居可能」なんて書いてある物件に内見を申し込んではいけない。

後悔するハメになる可能性が高い。

②最低滞在期間

シェアハウスの多くは最低滞在期間を設けている。

期間は物件により異なり、「半年」としているシェアハウスもあれば、二年の所もある。

「三ヶ月くらいで退去したい」と考えている場合、滞在しなければならない期間が半年や一年以上の物件に申し込んではいけない

申し込んでしまうと、未来の自分はもちろん、入居した物件の運営者をも悩ませてしまう恐れがある。

③居住者の数

今時のシェアハウスには小規模なものもあれば、大規模なものもある。規模は大小様々。

「静かに暮らしたい」と思っている場合は少人数制の物件を、「大勢の人とワイワイ騒ぎながら過ごしたい。恋日もほしい!」なんて考えている場合は、何十人もの男女が住んでいる大規模シェアハウスを狙おう。

なお大規模シェアハウスを選択した場合、できるだけ内見時に物件の清潔感を確認しておこう。

室内外が荒れ放題の場合、入居者の中に問題児がたくさんいるのかもしれない。物件の管理者や運営者が手抜き仕事をしている可能性もある。

④家賃の額

家賃に光熱費などが含まれている場合、合計金額をチェックしよう。

物件のホームページに「家賃(3万円)+光熱費(1.5万円)」と書かれていた場合、家賃の合計は4.5万円。

⑤インターネットは利用可能か

「当シェアハウスではネット環境を提供していません。インターネットを利用したいなら、入居者が個別にプロバイダーと契約してください」なんて物件に入居した場合、インターネットを利用したいなら自力でネット環境を整える必要がある。

自分でプロバイダーを探してプランを決めて契約をして、といった作業をする必要がある。

「シェアハウスに入居して、自分の部屋でリモートワークをしよう!」と、考えていた人が、個別契約を求められる物件に入居してしまった場合、絶望するかもしれない。

⑥無料で使える洗濯機の有無

洗濯機がないと相当、辛い。

洗濯物は自宅付近のコインランドリーに持っていくか、手で洗うしかない。

冬は洗濯物があまり出ないから、やや不便を感じる程度ですむかもしれないが、汗をかきやすい夏場は・・・・

なお洗濯機が有料の場合、「いちいち小銭を用意しなければならないなんて、面倒くさい」「洗濯機すら無料で使えないとは、ケチな物件だな」なんて思われされる。

洗濯ごときにストレスを感じたくないのなら、無料で洗濯機が使える物件を選ぼう。

⑦エアコンの有無

「エアコンなんて無くても平気」と思っていないだろうか?

夏は扇風機でしのげるかもしれないが、冬は恐らく体調を崩す。

体調を崩して長期間、寝込んでいると、他の入居者に迷惑をかけてしまう場合がある。

暖かい地方の物件を探している人も、エアコンが設置された物件を選ぼう。

⑧手頃な値段で飲食物を購入できる場所の有無

自宅の近くにはコンビニくらいしかない、なんて物件に長居できる人はあまりいない。

手頃な値段で食べ物や飲み物を買えるお店が、少なくとも2軒は近くにないと、いずれ住心地の悪さを感じる可能性が高い。

「いいな」と思える物件が見つかったなら、入居前にGoogleマップなどを利用して、近所にスーパーやドラッグストアがあるか、チェックしよう。

現在、何らかの病を患っている人は、未来の我が家の近くに病院があるか否かのチェックも必須だ。

⑨最寄り駅の位置

車を持っている人も、自宅の最寄り駅は必ず調べておこう。

「車があれば、電車なんて使わないんだから、最寄り駅は知らなくても良いでしょ?」と思うかもしれないが、車がパンクしたときやお金を節約する必要が生じたときなどは、誰もが公共の交通機関に頼りたくなる。

「ならない」と思うかもしれないが、あなたもご存知のとおり、人生は何が起こるか分からない。あなたもいずれ公共の交通機関に頼りたくなる可能性がある。

頼りたくなったとき、最寄り駅が自宅からかなり離れていた場合、後悔するだろうから、できるだけ駅近の物件に入居しよう。

もちろん、あなたが望むなら、バス停が近い物件でもOKだ。

⑩各部屋の扉に鍵は付いているか

付いていない場合、ふいに他人があなたの部屋に入ってくるかもしれない。

お友達なら大歓迎だろうが、お金や家電製品を盗むつもりの人なら、相当イヤなはず。

セキュリティに無関心な人も、必ず各部屋に鍵が付いている物件を選ぼう。

⑪建物の清潔感

清潔感に欠けた物件に入居してはいけない。

かび臭かったり、物音が隣の部屋に筒抜けだったりするからだ。

③でお伝えしたとおり、入居者や管理者に著しく問題があるケースも存在する。

綺麗好きの人や自宅でお仕事をする予定の人は、必ずキレイな物件に住もう。

できるだけ確認したい8つのポイント

「確認必須」ではないけれど、忙しい人もズボラな人も、できれば確認しておきたい点は以下の8つ。

①無料で使える乾燥機の有無

タダで使える乾燥機の有無は住まいの快適度を大きく変える。

無料で使い放題の乾燥機があると、快適度がかなり高まる。

忙しい人や雨が多い地方にある物件への入居を検討中の人は、利用料ナシの乾燥機が設置された物件を選ぼう。

※乾燥機の便利さ・有り難さについて、もっと知りたい人は以下の記事も、どうぞ↓

【別記事】シェアハウスに住むなら乾燥機がある所を!快適度が違うよ

②駐車場・駐輪場の有無

自家用車や自転車を持っている場合、必ず確認しておこう。

自宅に停める場所がないと、自宅外にある有料サービスを利用するハメになる。

その有料サービスが高価だったり、自宅から遠く離れていたりする場合、かなり辛い。

③入居者を募集中の部屋の位置

音に敏感な人は一階に住むと後悔するかも恐れがある。二階に足音等がうるさい人が入居した場合、毎日、ストレスを溜めるハメになるからだ。

一方、声も足音も大きい人は一階の角部屋がオススメ。それ以外の部屋に入居した場合、他の入居者に「うるさい!」なんて言われてしまうかもしれない。

部屋の位置を気にしない人もいるが、あなたはできるだけ気にしておこう。

自分の性格やクセを振り返り、どの部屋なら他人も自分も苦しめずに済むか、考えよう。

④収納スペースの有無

荷物が多い人は自分の部屋に収納ダンスなどがあるか、必ず確認しておこう。

何もない場合、部屋中に物が散乱する。

⑤洗濯物を干す場所の有無

どうしても乾燥機に放り込めない物、たとえば高価なセーターや大型の毛布を持っている場合、干せる場所の有無は要チェック。

干せる場所がないと、着たくても着られない服が生まれたり、使用済みの毛布を干せなかったりする。

⑥親族や友人を自宅に招けるか

自宅に家族や友達を招きたいと考えている場合、入室させても良いか、チェックしておこう。

「入居者とシェアハウス管理者以外は立入禁止」なんてルールがある物件に入居してしまった場合、やはり入居を後悔する可能性がある。

物件のホームページなどを見ても友人などの招待は可能か不明だった場合、物件の担当者に尋ねよう。

⑦喫煙可能か

タバコをたしなんでいる人は入居前に必ず自宅内で喫煙できるか確認しよう。

「全室禁煙」としているシェアハウスは案外、多い

⑧ハウス・イベントの有無

シェアハウスの中には毎月、何らかの入居者向けイベントを行っている物件がチラホラある。管理員に参加を促される物件もある。

「自宅ではのんびり過ごしたい。他人に干渉されたくない」なんて考えている人が、そのような物件に入居した場合、悲劇的な結末を迎える恐れがある。

一方、「イベント大好き!静かな環境は苦手」な人が、イベント無しの少人数制シェアハウスに入居してしまった場合、すぐに物足りなさを感じるだろう。

イベント好きの人や静けさを好む人は、ハウス・イベントの有無も必ず確認しよう。

■充実した毎日にしたいなら、すべきことをしよう

「長居したい」とか、「寝起きする場所は居心地が良い所でないと」とか考えているのなら、「入居までに自分には何ができるか。何をすべきなのか」、きちんと把握して実行しよう。実行して、自分に向いた物件に住もう。

そのような物件に住めたなら、毎日が充実して長居もできるし、お家に居心地の良さも感じられるようになる。

住まい探しをしているときは、できることはもちろん、すべきことも、しっかり行おう。

「面倒はごめん」なんて考えて面倒事を省略した場合、入居後に大いに戸惑うハメになるだろう。

お仕事や恋愛に支障をきたす場合もあるから、忙しい人も、面倒くさがり屋も手抜きは控えておこう。

あなたのお部屋探しがハッピーエンドを迎えるよう、千葉から応援しています😄✨

参考サイト:

■日本ワーキングホリデー協会 ワーホリ情報局
「シェアハウスの探し方&注意したいポイントまとめ【保存版】」
https://www.jawhm.or.jp/blog/workingholiday-infocenter/2022/04/20/how-to-look-for-sharehouse/

■SHARE PARADE「シェアハウスの内覧方法・手順から内覧時のチェックポイントとは?不動産(仲介)業者がいない!?」
https://sharepare.jp/share-life-guide/17810#h9

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