
※ある大食いYouTuberが千葉県内のお店で大食いしている動画をアップしていた。それを観ているときに、ふいに書きたくなった記事です※
以下から本文↓
食べ物の大半がアレルゲンのため、口に入れられる物が少ない人間。それが私。
元々、私の体は弱かったからか、30代の頃にアレルギー体質に変化し、以来、食べられる物より、食べられない物の方が多くなった。そのせいで外食はNG。
ただ脳が食べられない物を「食べ物」とはみなさなくなっているのか、アレルゲンや、食べられない食材が使われた商品を見ても何も思わない上、お仕事は自宅で一人で出来るものなので1、アレルギー体質が辛くない。
辛くない上、多くの男女が当たり前のように食べている物の大半が、「皆、よくこんな物を食べられるなぁ」と思える物になってしまったので、食べ歩き動画やグルメ番組は観ない。
そんな私だけれども、大食いYouTuberの動画は観ている。全ての大食いユーチューバーを追いかけているわけではないけれども、時々、観ている人たちがいる。
というのも、彼らは「単に食を楽しんでいるだけではない」と思えるからだ。それに彼らからは学べるものが多いからだ。
努力やお仕事ぶりを観たいし、何より多くのものを得られるから数人の大食いYouTuberを追いかけている、とも言える。
目次
大食いYouTuberの種類
私はまず大食いYouTuberには少なくとも2種類いると思っている。
フードファイターとエンターテイナーだ。
高みを目指す人(前者)と、お金を得るために娯楽を提供する人(後者)がいるような気がしている2。
それに不景気だからか、前者より、後者の方が多い、と思っている。
なお大食いYouTuberの中には「ファイターにも、エンターテイナーにもなりきれていない者」もいる。
彼らは「将来のフードファイター、あるいはエンターテイナー」とも言える存在で、大食いYouTuberになってから日が浅い。
年季を積み、自分のキャラなり目的なりが定まったとき、フードファイターかエンターテイナーになる。
フードファイターの特徴と彼らから学べること
お金稼ぎより実力伸ばしを優先している彼らには、少なくとも以下のような特徴があると思っている。
- 年齢と無理を重ねると技のキレが鈍り、食べられる量も減る
- お金稼ぎよりも実力の底上げを優先しているので、見せ方とシャベリがエンターテイナーより下手
- 実力の底上げを最優先しているからか、身だしなみにあまり気を使っていない
- 動画を観ていると時々、「こんなこと書かなくていいのに」とか、「わざわざ言わなくていいのに」とか思わされる
- 「本人は要領が悪いだけじゃなく、有能な協力者を抱えていないのだろう」と思える不幸なフードファイターが結構いる
- 商売に熱心ではないので視聴者にお金が絡むお願いを、あまりしない。せいぜいチャンネル登録のお願いくらい
- 食べられる量が多い順に大食いYouTuberを並べれば、トップ5はフードファイターが大半を占めると思える
- 「同じ分野で活躍する人たちとはいえ、フードファイターとエンターテイナーは職人と芸人くらい違う」と思わされる3
- 有能な協力者がいた場合、エンターテイナーと同じくらい上手い見せ方ができる
彼らには、このような特徴があるので職人の欠点や盲点とか、下手な年齢の重ねた方をした場合の悲劇とかが学べる。職人と芸人には、どのような違いがあるのかも学べる。
エンターテイナーの特徴と彼らから学べること
思うに、視聴者に娯楽を提供してくれるエンターテイナーには以下のような特徴がある4。
- 実力伸ばしよりお金儲けを優先しているため、身だしなみに気を配っている
- 登録者数や観客からの評価といった、収入アップに必要な要素を気にしているためか、自分の見せ方とコメントが上手い
- 自分のキャラや強みをわきまえているのか、観客が求めているセリフを言えているし、求められている振る舞いができている
- 宣伝や販売のお知らせが多く、動画の中で度々、登場する
- 謙遜しているキャラも宣伝やチャンネル登録者数のアップ活動に熱心
- 要領が良いと思える人がチラホラいる
- 有能な協力者の重要さを実感させてくれる人もチラホラいる
- 「善人を装う陰険な人間だろうな」と思える人たちや、「商売熱心ですね」と言いたくなる人々がいる
- 若い人が多い
- たくさんいる大食いYouTuberたちの中でも、抜きん出て食べられる人が、たまにいる
- エンターテイナー歴が長くなる程に見せ方やコメントの質が上がるが、宣伝や視聴者へのお願いの頻度も高まる5
このためお金儲けを重要視している人からは自分の上手い見せ方や大衆ウケする言動、商売人が持つ魅力や悲哀などが学べる。たくましさや要領の良さ、有能な協力者や若さの重要さなんかも学べる。
大食い動画の軽視はもったいない!
あなたは大食い動画を「くだらない」とか、「食べ物がもったいない」とか考え、軽視していないだろうか?
軽視している男女の一人になっていないだろうか?
もしそうなら、もったいない。
どのようなものからも何かが学べるからだ。
大食いYouTuberがアップしている動画も例外ではない。あらゆる偏見を脇に置いた上で、冷静に観察すれば、色々なものが学べる。
あなたもたくさんの有益な情報を得られるはずだから、もう一度、大食いYouTuberの動画を観てみてはいかがだろうか。あなたが「大食い」なる行為を批判している人であれ、あらゆる偏見を捨てた状態で、大食い人達を冷静に観察してほしい。
特に数多くの登録者を抱えている人たち。彼らからはあなたも多くのものを得られるはずだから、ぜひご覧になってほしいと思っている。
大食いYouTuber好きの方にはオススメの人を教えてほしいです。
よろしくお願いします😊💕
【注記】
- 会社に出勤しているわけではないので、同僚や上司に食事に誘われるわけでもなければ、他人の食事風景が頻繁に視界に入ってくるわけでもない。毎日、部屋に閉じこもって黙々とお仕事をしているだけだと見たくもない物は滅多に見なくていいし、食事の誘いを「アレルギー体質だから」と拒絶せずに済む。 ↩︎
- ご本人の名誉を毀損してしまう恐れがあるので、誰をフードファイターと考え、誰をエンターテイナーとみなしているのかは伏せてさせてほしい。 ↩︎
- エンターテイナーを観ているときにも、こう思わされるときがある。 ↩︎
- ファイター、エンターテイナーともに、ふいに思いついた特徴を並べただけなのに、結構な数になり、ちょっと驚いた。 ↩︎
- このせいで肝心の大食い部分、「お仕事の中でも最重要の部分」とも言えるものが見辛くなっている場合もある。この点はすごく残念だと思っている。 ↩︎