「シェアハウスではリモートワークができる」と思っている人達がいる。

あなたも思っているのではないだろうか。

実は「リモートワークできるシェアハウスがある」が正確で、在宅仕事に向かない物件も少なからず存在する。

「家電製品の電源を差せる場所、いわゆる『差込口』が少なすぎるシェアハウス」も、そんな物件の一つなわけで・・・・

この記事では上記の物件がリモートワークには向かない理由などをご紹介していくので、ぜひ目を通してほしい。

目次

とある物件の内見時に悟った「リモートワークには向かない家の特徴」

現在、千葉県のとあるシェアハウス(Aとする)に入居中の私。

しばらく前、つまりAへの入居を考えていた頃、別のシェアハウスへの入居も検討していた。

そのシェアハウスは千葉県ではないが、やはり関東地方に含まれる県にあった。

「ど田舎でウリは納豆」なんて考えて敬遠する人もいる県だけれども空気がキレイで呼吸がしやすいので、ぜひとも住んでみたいと思い、某シェアハウス(Bとする)を内見した。

内見はオンライン内見1ではなく通常の内見だった。高い交通費と手間ヒマをかけて、Bを訪ねた。

内見の日、Bの担当者もAの担当者と同じく個室を案内してくれたわけだけれども・・・・室内にはコンセントが一つしかなかった。

Bの個室内には電源の差込口が二つしかなかったわけで、しかもそのうちの一つをエアコンの電源コードがふさいでいた

シェアハウス内の自室で仕事をするつもりだった私は、それを知ったとき、即座に思った。

「この部屋は絶対、仕事し辛い。電源タップを使って、エアコンとパソコンと印刷機と電気ケトルを同時に利用するという荒業を使った場合、ブレーカーが落ちそう」と。

Bはとても古い一軒家で共有部も専有設備も古かった。何もかもにお金をあまり投入していないように思えた。

そんな場所で複数の家電を同時に使ったら・・・・

電源の差し込み口が複数付いた家電製品、いわゆる「電源タップ」を利用すると、誰でも手軽に差込口を増やせるけれども、Bの部屋で一度に家電を三つも四つも使ったら、突然の不幸に見舞われる気がしてならなかった。

↑電源タップ

担当者に「うちでもリモートワークしてる人がいますよ」と言われたけれども、私にはできる気がしなかった

「この家は自宅で仕事をしたい人間には向かない」と思えてならず、内見中に入居を諦めた

私は「部屋の中には利用可能な差込口が一個しかない物件」は初めて見た2。こんな物件があるとは本当に夢にも思っていなかった3

担当者と笑顔で雑談しているとき、「直接、部屋を訪ねる前に、担当者にメールでコンセントの数を確認すべきだった。せめてオンライン内見させてもらうべきだった」と心の底から思った。

後日、部屋を案内してくれた方から「入居して構わない」旨の連絡を受け取ったけれども、言い訳を添えてお断りした。

ちなみに今住んでいるAの個室内には差込口が四個以上あり、エアコン専用のコンセントも用意されている。

おかげでパソコンも電気ケトルも印刷機も気軽に使えていて、在宅仕事を気軽に行えている。

内見前に必ず電源の差込口の数を確認しよう

現在、シェアハウスでリモートワークする人が増えているし、シェアハウス住みのリモートワーカーになりたいと思っている人も少なからずいると思う。

「シェアハウスの自室で仕事をしたい」と考えている自営業者もいるはずだ。

あなたも自分のお部屋で仕事をしたいと思っている、シェアハウス住まい希望者なら、通常内見する前にオンライン内見をして、自室の差込口の数を確認するか、担当者に「入居を希望している部屋にはコンセントがいくつあるか」尋ねよう。4

差込口が二個の部屋や一個しかない部屋では恐らくリモートワークも、自前のお仕事もはかどらない。

【注記】

  1. オンライン内見についてはコチラの記事でも触れてある。
    現在、シェアハウスへの入居を検討中なら、目を通してほしい。遠方にある物件への内見を考えている人には必ず確認してほしい
    【別記事】遠方のシェアハウスに入居希望なら?まずはオンライン内見しよう ↩︎
  2. 以前、ボロアパートやマンションの内見もしたが、利用可能な差込口は、どの部屋にも少なくとも2コは用意されていた。 ↩︎
  3. ちなみにこの物件は「格安物件」ではなかった。そこそこの賃料を要求するシェアハウスだった。 ↩︎
  4. 入居希望の物件の担当者に「オンライン内見は難しい。自室内にコンセントがいくつあるかは通常内見のときに、自分で確認してほしい」なんて言われた場合は入居を辞退するか、他の物件を内見するついでに当のシェアハウスに立ち寄るといい。入居した場合にせよ、その物件のためだけに休暇を使ってしまった場合にせよ、ものすごく後悔する恐れがある。 ↩︎

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