
「シェアハウスは回転率が高い」と、様々な人が言っている。
不動産会社の人達やシェアハウスのオーナーら等の中にも、そのように言っている人がいる。
あなたも現在、あるシェアハウスに入居中の身なら、回転率の高さ、つまり人の出入りの激しさを実感しているのではないだろうか。
私は今、実感中だ。
自分では今住んでいる物件の快適度は過去最高で、今までに住んだ、どの物件、どのお家にも負けていないと思っているのだけれども1、やはり人の入れ替わりが頻繁にあり、引っ越してきたばかりの人が退去したり、3ヶ月ほど一緒に過ごしたシェアメイトから転居の報告をされたりする。
そのせいで「婚活疲れ」ならぬ「シェアハウス疲れ」に陥ったときもあった。
あなたもひょっとしたら、今、シェアハウス疲れを起こしていないだろうか?
思い当たる節がある人も、シェアハウスへの入居を考えている人も、この記事に目を通してもらいたい。
目次
仲良くなれた人との別れは辛いし、キツイ!!
私は現在住んでいる千葉のシェアハウスに入居するまで一人暮らしをしていた。一人で住むまでは知人の家に居候したり、親戚と同居したり、実家暮らしをしたりしていた。学生寮に住んだ経験もある。
それにこれまで住んだ、どの家でも楽しく過ごせたし、色々な人と親しくなれたから、シェアハウス暮らしにも、すぐに適応できると思っていたのだが、人の出入りの激しさには慣れていなかったので、しばらく経つとシェアハウス疲れを発症していた。
ふいに「仲良くなれても、この人もすぐに出ていくんだろうな」と思えるようになり、だんだんシェアメイトを雑談に誘ったり、気配りしたりしなくなっていた。
苦労と紆余曲折の末に仲良くなれた人との別れは辛いし、キツイので、いつの間にかシェアメイトから距離を置くようになっていた。
だから私の周囲にいた人達のなかには、「彼女は他人に干渉したくないし、されたくもない人なのかな?」と思えた人もいるかもしれない。
シェアハウス暮らしは楽しいばかりじゃない
これまでに何度か、人の出入りが激しい職場に勤めた。
そんな職場を振り返ると、多くの人が他人から距離を置いていた。
彼らはこちらが話しかけても無難な対応、無難な発言しかせず、「距離を置かれている」と、はっきり分かる振る舞いをされたものだった。
人の出入りが激しい場所では、そこが職場であれ、住まいであれ、優しい人や繊細な人、それに要領が良い人なんかは他人から距離を置き始めるものなのかもしれない。
少なくとも私は少しの間、他の入居者から距離を置くようになっていた。どうしても「仲良くなっても無駄。辛いだけ」なんて思えてしまったからで・・・・
実家暮らしや一人暮らしと同じく、シェアハウス暮らしにもメリット・デメリットの両方がある。
良い面もあれば、悪い面もある。
辛さを感じるときもあり、私の場合、それは「忙しいときに共有部・設備が使えない」だったり、「仲良くなれたシェアメイトとの別れ」であったりする。
良い住まいは人生の充実度を高める
現在、シェアハウスに住んでいて、私と同じく人の出入りの激しさに辛さを感じているのなら、あるいはヘキエキしているのなら、ストレスやうっぷんを適度に発散させよう。
ストレスなどを溜め込んでいると、感情が爆発してしまう場合がある。心身を病む人もいる。適度に発散して、心身の健全さや平静を保とう。
それにシェアメイトに苛立ちをぶつけたり、無愛想な顔を見せ続けたりしてはいけない。ますますシェアハウス暮らしが面白くないものになってしまう。
辛いなら周囲の人から距離を置いても良い。
良いけれども最低限の礼儀や気遣いはしておこう。顔を合わせたときは挨拶する、笑顔を見せる、困っているときは助けるなど。面倒に思えても、きちんとしよう。
またシェアハウスへの入居を考えている人は、ハウス特有の回転率の高さを、きちんと受け入れられるか。今のうちに自問自答してほしいし、「私には耐えられそうにない。友達になれた人との別れが繰り返される物件なんか住めない!」と思えてしまう場合、「自分にはまだシェアハウス暮らしは早い」と考えよう。あるいは対策を考えよう。
たとえばストレスの発散方法を見つけておく、仲良くなれた人とは早い段階で連絡先を交換する2、等すると良いかもしれない。
シェアハウスには良いトコロがたくさんある。
だから私は今もシェアハウス暮らしを続けている。
「シェアハウス暮らしって大変そう」と思えても、ぜひあなたにもシェアメイトの一人になってほしい。
デメリットよりメリットの方が多い物件に住めたなら、あなたの人生の充実度も高まるし、シェアハウス疲れなど、すぐに克服できるはずだ。
【シェアハウス暮らしの辛いトコロseries】
22時~翌6時頃までは物音に気を使う!シェアハウス暮らしの辛いトコロ
忙しいときに共有部・設備が使えないのは嫌!シェアハウス暮らしの辛いトコロ②
【注記】