
「一人暮らしは楽だけど、共同生活は大変」と考えている学生は多い。
社会人の多くも共同生活に似たような印象をお持ちのようで、あなたもやはりそうなのでは?
私は、ちょっと違う。
バカで好奇心旺盛だからか、私にはシェアハウス生活と一人暮らし、両方の経験がある。実家暮らしも知人との暮らしも体験したし、海外にいた頃は現地で知り合ったご夫婦の家に居候していた。
そんな私の場合、「シェアハウス暮らしも所詮は共同生活。大変なときもあるけれど、一人暮らししているときより多くのものに気づけるし、学べる」と思っている1。
共用部や共用設備の掃除の仕方から、10歳くらい年下と思われる人の考えまで分かるし、コミュニケーションの大切さなどに気づけるからだ。人なるものが持つ習性や心理に、ふいに気づけるときもある。
ゆえにあなたが人間観察が必須である哲学者や作家、あるいは一流のブロガーを目指している人ならば、一度、シェアハウスの住人になってみてはいかがだろうか?
「人付き合いは苦手」と思っている場合、シェアハウス暮らしをしていると何度か窮屈さや居心地の悪さを感じるときがあるだろうが、お仕事や勉強ははかどるはずだ。自分の考えや発言に深みが加わり、お仕事などの質が高まる可能性が高い。
「でも貧乏だし・・・・」と思ったかもしれないが、大丈夫。
東京や大阪のような大都市に建つものであれ、シェアハウスの多くは家賃がそれほど高くない。
おまけに光熱費も大抵、家賃の中に含まれているし、トイレットペーパーや食器洗い用洗剤のような消耗品の代金はシェアハウス側が負担してくれる。
このため一人暮らしよりお安くつく場合が少なくない。
というわけで人付き合いは苦手だけど、勉強や仕事の質を高めたいと思っている人は、ぜひシェアハウス暮らしを検討してほしい。
あなたと同じ物件に住めたなら嬉しいです😊
【注記】
- その理由はいくつかあるけれど、その一つが「シェアハウスに住んでいると、良くも悪くも色々な人の私生活の一端が垣間見れてしまう」からだと考えている。
複数の人間の素の一部が見えてしまう上、何度も会話するから、気づきや知識の蓄積がはかどるのではなかろうか。 ↩︎